みんな虚像なんだから

そんな彼らが好きです

『NEWS 10th Anniversary in Tokyo Dome』感想

 

『NEWS 10th Anniversary in Tokyo Dome』は、昨年2013年8月にNEWSが行った全国ツアー『NEWS LIVE TOUR 2013 ~NEWS MAKES YOU HAPPY! MAKES THE WORLD HAPPIER!~』(通称 幸福コン)の集大成として2013年9月7日に行った10周年記念ライブ東京ドーム公演の模様が収録されたDVD、BDである。2014年3月19日に発売された。

 

今日はその感想を言いに来た。

 

 

 

今かよ。(遅い)(もう1ヶ月以上前の話)

 

「幸福魂DVDの感想が聞きたいです!」とaskに放り込まれていたのだが、思えばちゃんと感想を文章にしていなかったと気づいたのです。

書く、書くよ、これを機に書きます。謎のタイミングで申し訳ないが、書かせてくれ。

 

 

まずなによりもこんなにテンションの上がるオープニングがあろうか。

 

「We're the FOUR,we're what you've been looking for.

K.K   S.K   T.M   Y.T
We're back.We're NEWS」

 

「我々こそがあの4人 我々こそがあなたが探すもの

小山慶一郎 加藤シゲアキ 増田貴久 手越祐也

我々は戻ってくる 我々がNEWSだ」

 

スクリーンに映し出される4人

手を差し出す4人

その手のひらから光が溢れ出し、1本の光の筋となる

その光は日本地図のある一点に集まった

 

TOKYO DOME

 

光に満ちたスクリーンの下、東京ドームの天井から、真っ赤な衣装に身を包んだ4人が舞い降りるのだ。

 

 

ぎゃあああああああああああああああ(号泣)

 

いまだにこのオープニングだけでガンガン泣けます。

 

1曲目は『WORLD QUEST

「スタジアムから膨れ上がっていく 歓喜ウェーブを夢見て

 あの日泣いた自分にけりつけろ

 積み重ねたひとつひとつを信じて ステージの上へ」

 

4人での再始動、メンバーもファンもいろんな思いを抱えて、嬉し涙に包まれた2012年のツアーとはまた違う。ある意味で、やっと今のNEWS丸腰で戦えたという2013年ツアー。

4人で着実に歩み、道を見つけ、ひとつひとつを乗り越えてステージに立ち、たった4人で10周年を迎えたNEWSがそこにはいた。

 

2曲目は『チャンカパーナ

イントロが流れ、歓喜に沸く会場。

小山慶一郎が叫ぶ。

「行くぞ、東京ーーーーーー!!!!!」

 

 けーーちゃーーーーーーーーーん!!(号泣)

 

 

もうなによりも4人が本当に楽しそうなんだ。

こんなにもいっぱいの幸せと愛に溢れた空間を私は他に知らない。

 

小山「いつ楽しむの~??(会場「今でしょー!」)よろしくどうぞ~~!」

ツアー中にずっとやってきた挨拶で、コンサートが始まることを予感させてくれる。

 

増田「帰ってきたぞ、東京ーーーーーー!!!!」

誰よりも彼が東京ドームに4人で立つことを望んでいた。

 

シゲ「ここに来たってことは、みんなNEWSのこと好きなんだよね?愛してるんだよね!?・・・・ばかやろう、俺のほうが愛してるよ」

シゲアキが冒頭から絶好調。

 

手越「おまえらのことマジ愛してるよ!!今日はNEWSとデートしに来たんだよね?世界中でここが一番ラブラブな場所にできんのか!ラブラブな場所にできんのか!!最後まで王子様たちがお姫様たちを熱くさせるからよろしくぅ~~!!」

 (もう彼に関しては何も言うまい)

 

 

ファンが手拍子する曲で、客席をオラオラ煽りまくる小山さんがマジたまんないです。

小山「もっとできるだろぉおおおおお!!やってない!!(そこ!と会場を指差す)」

ああ、ありがとうございます・・・・(萌え苦しさにそっと血涙を流しながら手が腫れるほど手拍子するオタク)

 

そしてこのツアー中、毎公演、『渚のお姉サマー』の曲前で隣にいる加藤さんに投げチューをすることが恒例になっていた小山さん。(ラジオでその行動について問いただされ、「シゲの照れた顔が見たいから」とさらっと告白し、加藤さんとファンを震撼させた問題の行動)今回もしっかり行っていました。がっつりカメラに抜かれる小山の加藤への投げチュー。照れて笑いながら、そのチューを払いのけるような仕草をするシゲアキ。(デレッデレ)

そしてこの渚サマの曲中でナチュラルにウインクしたシゲアキさんは後で体育館裏まで来てください。お話があります。

 

そんで『恋祭り』な!!!

タオルをぶんぶん振り回すこの曲、楽しくて盛り上がって最高の夏の思い出です。

そしてこの曲で、手越さんのソロパートのときにスッと走ってきて手越さんに後ろから抱きついた小山さん。そのまま手越さんのほっぺにキスをした小山さん。拒否するどころか「アア~~~~ン♡」と声を出す手越さん。(やめろ)(ありがとうございました)

 

このツアー中もこの公演も、コヤテゴのいちゃいちゃマジいいかげんにしろよ!!ありがとうございます!!!!(土下寝)って感じでした。

 

なによりもこのコンサートは、増田さん発案の衣装がどれもどストライクでたまらないです。ラスト挨拶で泣きながらも「いい衣装ができたなって思います(泣)」ってそれだけはしっかりお伝えした増田さんとても愛おしい。

 

ポコポンペコーリャ』のダンスの可愛さは罪だ。

可愛いんだけど、みんなが覚えて一緒に踊るような簡単なダンスではなくて、マネできないような少し複雑なダンスで可愛さを求めた、っていうのすっげーよかった。誰発案だかわからんが本当ありがとうございました。

「抱きしめる~~♡」って歌詞で自分の体をギュ~~~って抱きしめてふりふりして笑ってる手越さんがこの世の天使でしかないし、Jr.の子の横っ腹をこしょこしょして笑かしにかかろうとしてる手越さんはこの世の平和の象徴でしかない。鳩かよ。(どんなツッコミだよ)

 

個人的に『Greedier』のダンスもすごく好き。スタンドマイクを使った、なめらかな振り付けが綺麗で見ていて心が洗われる。(手越さんがなかなか覚えられなかったらしいが)

 

『SHOCK ME 2013』はシゲアキのフード使いが全面勝訴。

手越さんも増田さんもシゲアキも、わりとこういう曲調だとドスの効いた、っていうか少ししゃがれた男っぽい声質で歌ってくれるのでとても雰囲気が出るのだが、唯一小山さんはどんな曲でもやわらかくてあたたかい甘い声で優しさダダ漏れちゃってるので、なんだかそれが逆にすごくドキドキする。なんでそんなに甘い声なの、けーちゃん。

 

『BE FUNKY!』でシゲのソロ中にJr.の子と秘密の打ち合わせ(?)をして満面の笑みの小山さん。

その直後、シゲに奇襲をかけたJr. 押し倒されたシゲアキ。

その後ろで小山さんはというと、慣れた手つきで別のJr.を押し倒し、乗っかった状態でそのJr.の頭を撫でていて、ナンダコレ状態。(白目)

そしてこのビーファン最後で手越さんが「行くぞっ!!」と言ってダンスパート始まるんですけど、このダンスパートが最高に好きです。

 

ソロは4人どれも好きなんですが、中でも私が一番好きなのは、小山さんの『Beautiful Rain』です。

白を基調とした衣装で、長い手足を綺麗に魅せながら失恋ソングを歌う小山さんがたまんなくてたまんなくてたまらないです。

 

てごちゃんソロはハプニングが最高に可愛いんだけれども(歌い出しガッツリ間違えて「間違えたー!」と挙手して演奏止めた)こういう、気合い入りすぎて空回っちゃってるの本当愛おしい。

手越さんには女性目線の歌詞がとても似合うなぁ、と。

 

『Liar』前の映像はなんで映像だけそのまま流してくれなかったのか、これだけはいつまでも文句を言いたい。

Liarイントロでの手越さんのイキ顔(オブラートに包めない)が完全アウトなんだが、手越担はみんな必死にここで一時停止してキャプったんだろうなと思うと、オタクもわりと狂気。

ちなみに腰振りは加藤さんと小山さんが完全アウト。

 

『Dance in the dark』 は固定カメラとマルチアングル欲しかった。

 

 

コンサート最後の挨拶は純粋に泣ける。

今まで見てきたすべてのコンサート挨拶の中で、このコンサートの挨拶が一番好きで、泣けます。4人ともの言葉がすごくダイレクトに伝わる。

 

2012年の挨拶も号泣の渦だったけど、今回、あれから1年経って、メンバーもファンも少しずつ冷静に過去を見つめ直して今を愛することができるようになって、その今だからこそ語られる言葉が、どうしようもなく心臓をキュッと締め付けられるものでした。

やっぱりNEWSというグループを見るうえでは、なかったことにはできない過去がある。

 

歩んできた歴史のすべてを吸収した今のNEWSは、本当にただただかっこよかった。

 

加藤さんは、重いことでも淡々と言うから、彼の言葉ってなんだかすごくシンプルな重みがあるなぁと思います。

彼の挨拶の言葉が私は特にすごく好きです。

 

シゲ「今回4人で『愛言葉』って曲を作ったんですけど、NEWSで曲を作ったのはこれが初めてではなくて。2曲目で。当時6人でした。『Share』という曲を。今回、詞を書くにあたって、あのときの加藤成亮は何を考えてこの詞を書いたんだろうっていうのをすごく考えた。“だから言う 十年後も これからもいつまでも 今までも 隣にいてくれてありがとう”って、そういう歌詞を書いていました。まぁ、隣にいない人もいますけど(笑)」

ここの歌詞って本当は“だから言う 十年後も 今までもこれからもいつまでも 隣にいてくれてありがとう”で、シゲが言ったのってちょっと違うんですけど、まぁただの深読みだと思うけど、「今までも」から始まるところを「これからも」から言っちゃったのは、あのときの加藤成亮は「これからも」変わらずあのメンバーでこの未来を迎えると思っていたし、迎えたいと強く望んでいたんだろうなと思いました。今まで一緒にいたことより、これからもずっと一緒にいることのほうが大事だった。できることならやっぱり、何もなく、変わらないあの頃のまま、今日という10年目を迎えたかったんだろうなぁ、と。超絶勝手な深読みですけど。たぶんそんなに意味なく間違えたんだと思うけど。

そして「まぁ、隣にいない人もいますけど(笑)」ってシゲ笑ってるけど、笑えない。会場全然笑えてない。でもシゲが笑ってくれるから、いつか6万5千人も笑える気がする。

シゲ「隣にいてくれた、ここの6万5千人のみんなは、NEWSとShareしてきた最高のメンバーだし、小山、増田、手越、みんながNEWSで、最高だったなぁ、と。最高だなぁ、と。(ここで頭をくしゃくしゃ)照れくさいですね、こういうの」

ここでShareって言葉を使ってくれるのが、私がシゲの言葉が好きな理由です。あのとき6人で作った言葉を今につなげて使ってくれる、過去のすべてをなかったことにはしていないよ、ってNEWS本人が伝えてくれる、それが比喩的に伝わるのがすごく綺麗だし、シンプルだし、それでいてとても嬉しい。

 

 

4人がファンのために書いた『愛言葉~てをひいて~』

愛をたくさんつめてくれる、それを全力でぶつけてくれる、今のNEWSはすごく魅力的で、かわいくて、かっこよくて、とても強い。

 

 

全体的に編集の点で言うと、俯瞰からぐわーーーっとステージに寄ったり、逆にステージからぐわーーーっと離れたり、カメラワークとカメラ切り替えがせわしなくて、個人的に若干酔っちゃう感じはありました。

だけど、今回一番大事にしたかったのは、この会場の場所とお客さんの数だと思うんです。

東京ドームに、4人と、4人の10周年をお祝いする6万5千人がいた、その様子が大事だったのかな、と。

その点で言えば、効果的なカメラワークだなと思う。

 

今回すっごい、本当に、観客多いな!!!と思ったんですよ。

実際東京ドームは大きいけど、通常ライブ時には5万人動員のこの場所に6万5千人も動員したってのもあって、俯瞰での映像の迫力がすごいんですよね。人めっちゃいるわ!!!!!っていう。

これだけものすごい数のお客さんの視線を集めるのが、ステージに立つたった4人だ、っていうこの事実がすごく表れた映像だったなぁと思います。

 

それがたまらなくかっこよかったです。

 

たった4人で10周年を迎えたNEWSが、10周年という記念すべき年に、東京ドームという場所で、6万5千人を動員した。

今のNEWSの姿がものすごく目に焼き付くDVDだなぁと思います。

 

東京ドームに立つ彼らは、眩しくて、輝いていて、あったかくて、幸せに満ちていて、かっこよかった。

みんなを笑顔にしてくれる、最高のアイドルがそこにいました。

 

 

広報部からは以上です。

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